阿波小松島の焼ちくわといえば、遠く源平八屋島の合戦の寿永年間、源義経の軍勢が小松島に上陸したとされている。
その時、小松島の漁夫たちが海岸でとりたての小魚の身を練り合せ青竹に巻きつけて焼いている芳香に引かれ、その一つを所望、賞味され「味」・「香」ともに賞賛され、それ以来小松島の焼竹輪は時が流れ、世が変わっても、このすばらしい味は変わらず、今にその伝統を受け継がれている。